キングダムネタバレ483話確定「黒羊の戦い終了!桓騎将軍の完全勝利!河了貂の学び」(画バレから) [キングダム 481~490話]
ネタバレ483話確定で黒羊終了!
信「桓騎のやろぉはマジで俺らだけでこの丘を取れって言ってんのかよ」
ナキ「飛信隊だけじゃない。伝者の話じゃ他にも桓騎兵が伏せてある」
信「それもそんなすげェ数じゃねェだろ! 桓騎軍は大半が黒羊を離れやがった!」
渕「信殿! シーーッ」
信「大体、丘を占拠しちまった趙軍がわざわざその桓騎軍を追って丘から降りるって読みが大間違いじゃねェのか!?」
貂「その通り」
信「ふつうに考えりゃそんなバカなマネ…」
渕「あ!」
※※※
紀彗が離眼城を離れる前の話ですね。
桓騎の戦術を知らない飛信隊は、
その疑いが出て当然のことでしょう。
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紀彗の丘下り!
渕「あれは、信殿!趙軍が丘を下りていく!」
信「なっ!マジか奴ら何で・・・」
驚く河了貂。
決死の表情が見える紀彗たち。
キョウカイは劉冬に伝えた言葉を思い出す。
「お前が恐れるようなことは離眼では起こさせない」
語り「この時、丘を占拠していた趙軍のおよそ半分を占める紀彗軍が丘を後にした」
桓騎の背を追いかける兵たち。
語り「一方金毛と岳嬰率いる慶舎軍は丘にとどまり徹底抗戦の構えを示した。それに対して樹海内に伏していた桓騎兵が次々と丘を攻め上がった。
序盤高低差と砦を盾に趙軍が大いにこれを返り討った。
が最終的には砦を突破したゼノウ一家と飛信隊の前に敗れ去った」
飛信隊「信、奴ら次々と丘を下りていってるぞ。こっちもだ隊長」
渕「信殿、これは、秦軍の」
信「ああ」
金毛「岳嬰いくぞ」
岳嬰「先に行け、後から追う」
金毛「ならん、ここで死ねば負け犬で終わるだけだぞ」
沈黙する岳嬰。
金毛「慶舎様の仇を取るためにも生きろ。無念だが・・・ここまでだ。黒羊から撤退する!」
黒羊から趙軍完全撤退。
秦軍の完全勝利となった。
※※※
やはり紀彗軍なき丘では、
桓騎軍に勝つことは出来ませんでしたね。
中央丘をこのようなカタチで奪取して、
桓騎は戦わずして勝ったようなイメージです。
しかし、
それこそが最高の戦略とも言えるでしょう。
ここから飛信隊は何を学んでいくのか。
桓騎の完全勝利!
語り「五日目の夕刻。黒羊より趙軍全軍撤退。よって黒羊戦は秦軍の完全勝利である。
一方桓騎は、紀彗軍が丘を下りて追ってきたことを確認すると、
十分にひきつけてそこから戦わずに分散し四方へ逃走した。
紀彗軍は分裂したいくつかの桓騎軍の小隊を討ち、そのまま離眼城へ入った。
そして桓騎は再び黒羊に戻り、すでに桓騎軍が占拠した中央丘にゆっくりと登頂したのである」
大歓声と桓騎の戻りに湧き上がる桓騎兵たち。
飛信隊「す、すげぇ盛り上がり」
信は遠くからそれを見ている。
そして思い出す桓騎の言葉。
「いい機会だ。ここで大人の戦いを覚えていけ、飛信隊」
宴の最中に河了貂が今回の戦いを解説する。
河了貂「ナキたちにも少し手伝ってもらって、戦の全容が大分見えてきた。
そしたら桓騎のとんでもなさが浮き彫りとなった。
黒羊戦の4日目にあたる昨日。飛信隊が慶舎を討とうとしていた頃、桓騎はすでに標的を慶舎から紀彗に移していた」
驚く信。
河了貂「それで特別な拷問係を呼んで、捕らえた離眼兵から紀彗の過去を全て聴きだした。
そして紀彗と離眼城の関係を知った桓騎は、四日間両軍が必至に繰り広げていた丘取り合戦をいきなり止めて、全兵を中央丘から下ろしてそれを趙軍に明け渡した」
信「え!?」
河了貂「そして趙軍に丘の砦化を進めさせる一方で、カンkいは黒羊のむら焼きを行い一般人の死体を集めた。
その死体を紀彗に見せて脅したんだ。
離眼城を同じ目に合わせるぞって」
全体が静まり返る。
河了貂「それで紀彗は自ら丘を捨てて離眼救出に向かい……趙軍は敗れた」
昂「じゃ、じゃあ結果的にあの村焼きのおかげで秦軍が勝ったことに…」
尾平「昂!」
昂「あたっ」
河了貂「昂の言う通り 、それで勝ったんだ。戦争四日目で大局も動き いよいよ、どう丘を攻略するかと軍略家なら前のめりになるところで桓騎は丘ではなく紀彗一人を的にした戦いに切り換えた。
そして村人達の死体を必殺の武器として紀彗の弱点をえぐり丘から引きずり落ろして、黒羊戦を勝利に導いた…」
押し黙る飛信隊。
河了貂「こんなの…軍略でも戦術でもない…。こんな勝ち方…昌平君でも李牧でも決して真似できやしない!」
いや 真似しようとも思わない。紀彗は離眼のために戦を放棄するかなんてただの賭けだ! 遊びじゃないんだ戦はっ」
※※※
軍略を超えた戦略を打ち出す桓騎の戦法に、
今までの軍師としてのあるべき姿を汚されたように感じたのでしょうか。
賭けに走ったとする桓騎の戦略に、
モノ申すカタチになりそうな河了貂。
しかし、
本質では理解しているのでしょう。
この桓騎の繰り出した作戦の凄さ。
失うはずの兵たち
ナキ「この丘は獲ってからの砦化も難題だったが、お頭はそれもまんまと趙軍にやらせて完成に近い状態で手に入れた」
尾平「あっ!」
河了貂「そして何よりも“数”だ」
飛信隊「数!?」
河了貂「消耗戦となるはずだった丘取り合戦を止めたおかげで戦死者も数が開戦前の予想の、半分以下だったんだ!」
信「はっ半分以下!?」
河了貂「結果だけ見れば大軍略家の出せる以上の結果だ…」
信「ちょっと待て あんなふざけたヤロォが李牧以上とでも言うのかよ」
黙る河了貂。
信「…… ふざけんな、何なんだ…。あいつは一体何者なんだっ」
※※※
ようやく桓騎の凄さを痛感した河了貂と信ですね。
飛信隊にも、
この戦いの結果がもたらした凄さを感じ取ったでしょう。
しかしながら、
この戦略を飛信隊が使うことは出来ません。
それでも、
この戦いで学んだ「大人の戦い」
いわゆる心理戦(極端にザンコクな)ものを見たと言えるかもしれません。
そして、
成し遂げた戦わずして勝つ。
実際に桓騎将軍は何の危機もなく、
この戦いに勝利しています。
しかも、
僅か5日の戦い。
この勝利をもたらした戦略については、
やり過ぎを否めませんが、
それでも秦国側の負担は半分以下。
相手国の村人の命と、
自国の兵士の命を天秤にかけて、
自国の兵士を重きにおいた桓騎将軍。
果たして、
それが間違いと言える人がいるのでしょうか。
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