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キングダムネタバレ 488話確定 「斉王の決断!頭を下げる政!覚悟が見える中華統一の姿」 [キングダム 481~490話]

キングダム488話が感動の統一像!



語り「中華統一を汚濁の極みと評した斉王!それに対し、政は秦の興亡を懸け、統一後の世を説く!」

政「そう慌てるな斉王よ。答えは・・・ある!」

斉王「ほお、亡国の民を苦しみから救う答えがあるとな、面白い。

ならば今ここで教えてもらおうではないか。秦王嬴政!」

語り「一語一句、中華の未来に懸けて

※※※

斉王からの一手。

政が見せる中華統一の姿が、
斉王にどう届くのか。

そして、
実際に政はどのようなカタチで中華統一を目指しているのか!!

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建国の戦!!


黙る政。

斉王「どうした、秦王」

政「斉王の言うとおり国とは人の根付く大地だ。それを奪われた時、そこにあった人間たちに残るのは、
耐え難い屈辱感、喪失感。そして恐怖心だ」

黙る斉王。

政「中華統一の時、滅ぼす側の王として、旧六国の民たちからそれらを取り除く責任があることは重々承知している。

それらを取り除くためには、
これが征服戦争ではなかったことを説いて理解してもらう必要がある」

斉王「ほう、これは異なことを六国制覇は制服戦争そのものではないか」

政「違う、中華統一は、

新国建国の戦争 だ」

※※※

カッコいいw

政の思う中華統一とは、
まさに新国の建国。

秦に吸収して、
侵略先を乗っ取るというのではないというのです。

これも、
王騎将軍からもらった昭王の遺言を軸に、
政が自ら考えていたことなのでしょう。

法治国家!!


政「征服とは支配だ。だが六石を滅ぼし、その全てを西端の秦が一手に支配できると思えるか。

それを試みれば年をまたがずして中華は再び混沌の世へとなるであろう。

六国制覇した秦が征服者の体を取れば、中華統一は確実に失敗する。

秦人は決して支配者となってはならない!

支配者とならなければ、亡国の民の恐怖心はまずぬぐえよう

そして、新しい国の形を伝えれば、国境無く争乱は消え、人とモノが自由に動き混ざり合う世界」

斉王「空論だと言っている!

支配なくして、この中華七国を一国になど出来るわけがない。

多種多様な文化・風習・信仰、複雑に分かれる中華全人民を同じ方向に向かせるなど、
逆にこれまでにない強烈な支配力を持つ者たちが上に立たねば実現不可能だ」

政「その通りだ、斉王。

この中華統一の成功は全中華の民を一手に実効支配するものにかかっている。

だがそれは絶対に人であってはならない」

驚愕する三人。

昌文君(人ではない!?)

斉王「人でないなら、何だ!?」

政「だ。

法に最大限の力を持たせ、法に民を治めさせる。

法の下には元斉人も秦人も関係ない。

王侯貴族も百姓も関係なくみな平等とする。

斉王よ、中華統一の後に出現する超大国は五百年の争乱の末に、
平和と平等を手にする

法治国家 だ」

※※※

ヤバすぎますねw

カッコ良すぎます!!

というか、
キングダムはあくまでも一つの漫画ストーリーですが、
その作り込みたるや、
感動を覚えるレベル!

そして、
今現在の世の中も主流である、
法治国家のスタイルをこの時代につくりあげようとする政。

やはり、
器が統一の王ですね。

認める斉王!


昌文君(なぜ涙が・・・)「うっ」

蔡沢「よくぞ、そこまで・・・)

政「秦も斉も現七国の民は統一後は上下無く並びとなりて、
共に一丸となって自分たちの新しい国の形成へと向かうのだ。

それが現六国の民たちに対して俺が用意している答えだ」

斉王「王侯すらも法の下と言ったか」

政「下だ」

斉王「それではもはや、王国ともいえぬぞ」

政「小事だ」

昌文君「大王様」

斉王「フッ、つくづく常識を覆しよる、しかしそうか。

東西南北平等の法治国家。

大雑把だが回答としては悪く無い。

無論、
決して言うほど易いことではないが、目指す場所は我々の民があるいは苦しむところではなさそうだ。

そうか、そんな道があったか。

どうやら蔡沢の口車に乗って、はるばる西の端まで足を運んだ甲斐はあったようだな」

昌文君「では合従軍などとは」

※※※

斉王も納得の答えだったようですね。

勿論、
その工程が簡単なことではないというのは、
政も分かっていることでしょう。

当然ながら、
恨みも出てきます。

それまでの間はどのような形で征服を繰り返すのか。

最初に滅んだ国の民に対しての、
行動こそがそれを作るとも言えるのでしょうね。

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頭を下げる政!!


政「次はそちらが答える番だ、斉王。

一体何のためにここまで来られたのだ。

はじめは斉秦同盟かと思ったがどう考えてもそれではつじつまが合わぬ」

斉王「いや、ほぼ正解だ。正式な証人がいない故、秦王と儂との口約束でしか無いが斉秦同盟のようなものだ」

昌文君(斉秦同盟!)

政「それのどこに斉の利がある。

こちらにとっては秦が魏・趙・韓と戦う時、その背後にある斉が三国に味方せぬ、というだけでこれ以上ない同盟の利を得る。

だが秦の刃が三国を貫いた時、次は必ず斉国に突き刺さるぞ。

同盟の効力ではそれを止められぬ事は斉王とて分かっているはずだ」

斉王「その時、秦王の目の色が今と変わって汚く濁っていたならば、斉も死力を尽くして国を守るとするかのぉ」

驚く昌文君。

昌文君(ん!?ならば大王が変わっていないとしたら斉国は)

政「・・・斉王」

斉王「およそ五十年ほど前、あの楽毅の合従軍を受けて斉国は苣と即墨の二城のみとなった。

儂はちょうどその時、籠城中の苣で生まれ、そこから多くを見ながらここに至る。

そしてこれは、ずっと昔から思ってきた事だ。

この中華はもううんざりするほど血を流してきたが、泥沼からの出口が見つからぬままこれからずっと血を流すのだろうと。

儂ももはや出口はないものと思っていたが、ひょっとしたら出口の光を今見つけたのやもしれぬ。

秦王よ、そなたにならこの全中華の舵取りを任せても良いぞ

昌文君(ふ、降る話だ。間違いなく今、中華七雄の一国が降伏の話を)

政が拳を握って深く頭を下げる。

語り「人知れず歴史上の巨大な成果を残す大王会談!

斉王をも揺るがす統一後の絵図が中華の未来を動かす!」

※※※

ヤバい展開でした!!!

斉王が最後の一国として、
降伏するというのは有名な史実です。

しかし、
それをこんな形でつくるって、
めっちゃ震えました!!

史実だけ見ると、
さすがに楚も打ち破って六国をまとめている秦にいまさら逆らっても仕方ない・・・
って思っての降伏に見えたりします。

今回の大王会談で、
その裏側にはそんな会談が人知れず行われていたのが理由だったと。

蔡沢の功績は、
これ以上無いといえるレベルのものになりましたね。

次週は今後の戦についての始まりが語られるのか?

それとも他にある文官の戦いなのか。

李牧はどうなるのでしょう?

その謁見も気になるところですね。

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