キングダムネタバレ 490話確定「李牧との舌戦は過激を極める!政と李牧の思いは交差する!」(画バレから) [キングダム 481~490話]
キングダム490話の衝撃!
政「秦王である」
李牧「趙国宰相李牧です。この度は謁見の機を頂き誠に」
政「無用な前置きはいい」
驚く李牧。
※※※
遂に謁見となります。
斉王との話もありますから、
李牧とのこの会談は大きな意味を成していくることになるでしょう。
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中華統一を諦める?
政「何を目的としてわざわざ自ら咸陽にまで乗り込んできた李牧」
文官(いきなり本題に)
カイネ(挨拶すらさせぬとは、王とは言え李牧様は宰相なのに)
介億(珍しいな、大王が敢えて礼を欠くほどの壁を作った)
昌文君(いや、これくらいでいい。蔡沢様のおっしゃった通り、今回は斉王をお連れするために李牧の謁見を飲んだ。こちらには今、李牧と話すことなどないのだ。
そもそも黒羊戦を終えたばかりの敵国王都に宰相が乗り込んでくることが非常識。
それをおしてわざわざ来た李牧の言葉は相当な毒のはず。
早々に引き取らせた方がいい)
李牧「歓迎されておらぬのは百も承知です。が “間に合ううちに”何としても大王様に上奏したきことがあり参上しました」
カイネ「李牧様が 秦王に上奏!?」
文官(間に合う内に?)
李牧「秦王様どうか手遅れになる前に中華統一の夢を諦めて頂きたい」
驚く周囲。
李牧「大王様、私は正直あなたのことを心から尊敬しています。邯鄲で生まれた不幸をはねつけ、秦の玉座につき、蕞では自ら死地に入り 民兵を震わせ、奇跡を起こされた。
そして今あなた様は、この世から戦を無くすために国を一つにしようと志されている。
本当ならあなたのような王にお仕えしたかった」
政「いまのは誤解を招くぞ李牧」
李牧「しかしお仕えしていたらやはり、中華統一を全力でお止めしていたでしょう。
国の存亡に関わる最終局面に近づく時 その国は想像以上の力を発揮して抵抗してきます。
その力の大きさは合従軍をはねのけた秦の方々が一番よく知るところのはず。
つまりそこから先は正に 血で血を洗う凄惨な戦が待っています。
統一後の理想の世など、そこで倒れていく者達に何の慰みになりましょう。
流れる血も大量の死も 紛れもなく悲劇そのものです!
大王様、私も常日頃から戦の拒絶を心から願う者です。
そして必ず、他の五国にも同じ考えを持つ者達がいます。
ならば大王はそれらと剣を交えるのではなく、手を取り合うべきではありませぬか。
手を取り合って中華の平和の道を」
昌平君「ない。統一以外に道はない」
※※※
上奏する李牧。
いや~、
カッコいいですね。
はっきりと政に向けられた敬意の念。
実際に趙王は歴史上で見てもただのデクと言える存在です。
あの廉頗も見切りをつけていましたから、
李牧はそのことも理解しての発言だったのでしょう。
確かに、
実際に李牧も昌平君も味方の状態で、
秦があったとしたら、
中華統一を戦に頼らないカタチで実現出来たのかもしれません。
そう感じさせられる李牧の言葉ですね。
とはいえ、
この発言が後々李牧の首を締めてしまう可能性は大いにあります。
⇒【「李牧」の最期は処刑になるのか??】
七国同盟
昌平君の遮りに反論する李牧。
李牧「ある。大王様、今すぐ六国に伝文を送り、六国の王たちを咸陽に集結させて下さい」
政「盟か」
李牧「はい、七国同盟です」
昌文君「それこそ無理だ。三国同盟でもそれぞれが噛み合わず、実現が困難なものを七国で同時になどそんなものは」
李牧「単純にすればよい。目的は中華の恒久的な平和。ならば七国が守る盟約は唯一つ。
他国との戦争を一切禁ず。
この禁を破り国境を侵す国があった場合、すみやかに残りの六国でその一国を攻め滅ぼすものとする」
この盟の縛りに、
七王全員が刻印さえすれば、無益な血を流さずとも中華から戦は無くなります」
政「そんなものでは無くならぬ。
たしかに今…我々と李牧 お前が手を結び知恵を出し合い、他の六王を説得し 皆が自国の利を後回しにする七国同盟を作れば、この中華より戦は消えるであろう。
だが、
百年後、俺もお前もいなくなった中華七国がその盟を守っているという保証がどこにある!
李牧、時の流れと共にいずれかの国が興隆し 偶然そこに邪な考えを持つ王と臣が重なれば間違いなく盟など簡単に砕けるぞ。
そんな不完全なものを残して平和を成したと言うのかお前は!
その失敗を中華は何度も経験してきているではないか。根本を変えるしかないのだ」
李牧「綺麗な言葉にすりかえればそれですむと思っているのか」
※※※
相容れない二人の舌戦。
そして、
李牧の案もさすがと唸ってしまうものでしたね。
確かに、
七国同盟というものは、
現代の世界でも使われている同盟に近いものでしょう。
仲間同士で助け合うことで、
抑止力を生み出す。
しかし、
それは政が目指す法治国家同士だから可能なもの。
王国で実験の全てを一人の王が持っている状態では、
なりえない未来の姿といえます。
それを政は苦しい中で理解している。
カッコいいですね。
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趙への宣戦布告!
李牧「理想のためにすりつぶれろという暴論を六国が受け止めろとでも思っているのか!」
政「受け止められるなど最初から思ってはいない!
この戦で全中華を悲劇が覆うことなど百も承知だ!
だがそれをやる!
綺麗事など言う気はない!
よく聞け李牧と趙の臣達よ。
秦は武力を以って趙を含む六国全てを攻め滅ぼし、中華を統一する!!
お前達は今すぐ発ち帰り 趙王に完全降伏を上奏するがいい!」
昌文君「だ、大王様」
カイネ「ふざけるな!やれるものならやってみろ!」
文官「カイネ!」
李牧「分かりました。残念ですが宣戦布告しかと承りました。
しかし最期に後悔するのは秦国の方ですよ、大王様」
※※※
李牧も戦う覚悟が整いましたね。
ラスボス的な要素を持っている李牧ですから、
ただやられて終わりってことは絶対にないでしょう。
桓騎将軍は李牧に敗けるというのが、
史実に存在しています。
⇒【桓騎将軍の未来は李牧戦で敗れることになる!?】
実際に、
秦国の侵攻を止めることが出来た、
歴史上唯一に将軍が李牧と言われています。
(楚が後に止めますが)
キングダムにおいては、
攻めのスタイルなのか、
桓騎将軍が敗戦する際に、
他の将軍も討ち取られてしまい相当な戦力ダウンをさせられてしまうのか。
はたまた、
合従軍を再度興して攻めてくるのか。
史実と、
オリジナルをどのように組み合わせてくるのか、
原先生の天才的なスタイルに期待がこもりますね!!
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