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進撃の巨人ネタバレ 87話確定「フクロウ=クルーガー!巨人発生の真実に迫る!繰り返される悲劇」(画バレから) [進撃の巨人 86~90話]

進撃の巨人ネタバレ87話確定



グリシャ【気づいた時にはすべて遅かった】

グリシャ「いいか、ジーク。お前は我々エルディア人を導く王になるべくして生まれたんだぞ?

マーレの人間が言ってることは、全て間違ってる。

だがお前は誰よりもマーレの教えに従順に従わなければならない。

いいかジーク、もう我々には勝利しか残されていないんだ」

ダイナ「エルディアの屈辱はあなたが晴らすのよ?」

※※※

実の子に教え込むグリシャとダイナ。

エルディアの復権がジークの手にかかっているという事実。

外で見聞きする話と、
父母の言うことが異なる場合、
人はどんな人格形成になってしまうのでしょうか。

そのことも理解した上での教育だったのか。

表情の曇ったジークからはそれが読み取れませんね。

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両親を売る


グリシャ【私は知っていたはずだ。親が子を自らの思想に染め上げる罪深さを】

ジーク「うん。わかった」

グリシャ【なぜあの時の自分と重ねることができなくなったのか。

王家の血を引く子でのエルディア復権の希望でもなく、
ジーク自身が向き合ったとことが一度でもあっただろうか。

何にせよジークは、我が子を危険に晒す親を見限り、
自らと祖父母の安全を選んだ。

愚かな両親をマーレに差し出すことと引き換えに】

連れて行かれるグリシャとダイナ。

グリシャ「ジーク」

ゴウ問されるグリシャ。

グリシャ「あああああ!」

問官「答えろ!フクロウとは誰だ!?」

グリシャ「だから!俺達は誰も知らないんだ!」

問官「それは残念だ!もう一本いこう」

グリシャ「たのむ、もうやめてくれ、知ってることはもう全部話した。もう何も」

指を切り落とす問官。叫ぶグリシャ。

クルーガー「どうだ。何かわかったか?」

問官「フクロウの正体がまだです。まったく、フクロウは恐ろしい奴です。

我々当局の内部にいながらエルディア復権派を組織していたなんて。

さらにはマーレの戦士にスパイのガキを忍ばせて、パラディ島の始祖の巨人を奪い、マーレの巨人兵力を無効化する計画まで立てていたとは。

同時に始祖の巨人の力を引き合いに東のマーレ敵対国に支援と亡命を呼びかける所まで進めていたようです。

こいつのガキの密告がなければ危ないところでしたよ」

クルーガー「船の時間だ。楽園に行くぞ」

グリシャ【見たことある顔だった。私は蒸気船の中で必至に記憶を辿った。

これから待ち受ける過酷な運命から頭皮するかのように】

※※※

完全にクルーガー登場です!

名前は呼ばれていませんが、
顔は完全にクルーガーでしたね。

記憶を辿ったグリシャですが、
このクルーガーがキーマンなのは間違いありません。

それにしても、
えげつないゴウ問をします。

やっぱり痛みの前にはどんな人も素直になってしまうのですね。

⇒【東洋の一族との共闘で「人類の共存」を目指す展開!?

グライスの後悔


クルーガー「着いたぞ」

壁の上の様な場所にいるグリシャたち。

グリシャ「ここが」

クルーガー「そうだ。ここがエルディア人反逆者の流刑地、パラディ島楽園との境界線だ。

お前達は国家の反逆罪により、ここで終身刑となる。

知性のない巨人となってな。

人を感知し、人を追跡し、人を喰らう。

ただそれだけを死ぬまで繰り返す。

だが、問題は死ぬ術がほとんど無いということだ」

グリシャ「俺は、あんたと会ったことがある。子供の頃に」

クルーガー「覚えていたか

グリシャ「あの日のことを、忘れるものか」

連れられた男「頼む、殺してくれ。いやだ」

局員「さっさと歩け」

男「巨人はいやだ」

グリシャ「グライス」

グライス「グリシャか!?オイ!?どうなってる、何でジークが俺たちを密告するんだ!?」

無言のグリシャ。

グライス「オイ、何とか言えよ。

お前の息子だろ!?どういう躾をしたら親を売るガキに育つんだ!?

お前に問題があったんじゃないのか!?お前は!!

調子がいいだけの役立たずだったな!お前にすべてを託したのが間違いだったんだ!

復権派も!ダイナも!何とか言えよ!」

グリシャ「すまない」

グライス「何でこんな奴に、エルディアは、終わりだ」

曹長「活きのいいのがいるな。お前は自由だ」

落ちるグライス。

グリシャ「グライス!」

※※※

ジークの裏切りはグリシャもダイナも想定外でした。

それは、
ジークが本当の意味でエルディア復権を目指したからなのかもしれません。

単純に、
祖父母と自分自身を守るためだったのかもしれません。

その答えは、
この先に明かされることになるでしょうが、
もしも前者ならその知性は子供の頃から圧倒的なものであると言わざるを得ませんね。

敵を騙すにはまず見方から。

グリシャとダイナの教育は、
どこまで届いているのでしょうか。

巨人化


クルーガー「下は砂丘だ。30m上から落ちても簡単には死ねないようになっている」

グリシャ「オイ!?グライス!」

曹長「北にまっすぐ走れ!運がよかったら壁まで辿りつけるぞ!」

局員「グロス曹長?」

グロス曹長「ん?お前はここは初めてか?

巨人は海に近づかないようになってはいるが、そうしておくとこれから生み出す巨人共があいつを引き連れてさっさといなくなる。

この方が作業がやりやすい。まぁ、すぐに食われるがな。

そうだろ、クルーガー」

クルーガー「まぁ」

グリシャ(こいつ、間違いない。妹を殺した当局の男)

グロス「さぁ、今回は数が多いぞ!どんどんやっていこう!」

グリシャ「あ、みんな・・・」

復権派「あああ!やめろ!」

うなじに注射をされて落とされる。

そして、
巨人化するエルディア復権派の仲間たち。

そこに現れたのは、
見たことのある巨人たち。

グリシャ「みんな・・・」

巨人はグライスに気付く。

グリシャ「やめろ・・・。みんなぁ、やめろぉ!グライスだ!わからないのか!?」

走り出す巨人たち。

グロス「おい、クルーガー。早くそいつも巨人にしろ。うるさくてかなわんぞ」

クルーガー「いや、こいつには、まだ尋問したいことがある。先に進めてくれ」

グロス「はいはい、仕事熱心もほどほどにな。

おっ、次は女か。もったいねぇ、悪魔の血じゃなきゃなぁ

グリシャ「ダイナ」

ダイナ「あなた」

グリシャ「なぜ、ここに?伝わってないのか?

俺は、洗いざらい全部話したぞ!

お前らマーレにとっても、彼女は重要なはずだ!

彼女は王家の血を」

クルーガー「黙れ」

グリシャ(なぜだ!?俺はこいつの部下に言ったぞ!?まさか、こいつが揉み消したのか!?)

グロス「どうした?」

クルーガー「聞くに絶えん戯言だ。作業を進めてくれ」

グロス「ったく、さっさと巨人にして黙らせろよ」

注射がダイナにうたれます。

グリシャ「んんんんん!!」

ダイナ「グリシャ、私はどんな姿になっても、あなたを探し出すから」

グロス「ハハッ、そりゃいい。巨人同士でよろしくやってろ」

グリシャ「ダイナァ!!!」

巨人化するダイナの姿はカルラを食べた巨人

※※※

エレンの母親であるカルラを食べたあの女系の巨人の正体は、
カルラでしたね!

そして、
このカルラは王家の人間。

あの時に、
エレンに座標が移ったのは、
このダイナ巨人に触れたからだったということです。

となれば、
王家にまたエレンが触れれば座標が発動するってことになるのでしょうか?

他のエルディア復権派のメンバーの巨人の姿も見たことがある巨人たちになっていましたね。

やっぱり、
復権派の巨人は知性が無いにしても通常の巨人ではなく、
奇行種になるってことなのでしょうか?

それとも人間を無理矢理巨人化したものについては、
奇行種になるということ??

恐らく後者でしょう。

では、
注射以外の方法があるってことになりますが、
それこそが後のジークが獣の巨人で使用する巨人化の方法なのかもしれません。

⇒【アッカーマン家は巨人化が不能!?

記憶の重なり


エレン「ああああああ!」

驚くアルミンとミカサ。

エレン「ここは?私はなぜ」

アルミン「エレン、落ち着いて。

ここは懲罰房で、エレンとミカサは兵規違反でお勤め中だよ」

ミカサ「どうしたのエレン?怖い夢でも見たの?」

エレン「ああ、そうだよな」

アルミン「今さ、私はって言った?自分のことを」

エレン「え?」

アルミン「え?」

ミカサ「言ってた。泣いてるのエレン?」

エレン「なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど。

いや、夢じゃねぇ、記憶だ。

あの本に書いていたことは、やっぱり本当だったんだ。

今、親父の記憶と繋がった。

あの巨人、お前だったんだな。

ダイナ・・・」

※※※

最初の頃にもありましたよね、
涙を流しているエレン。

あの時との対比で描かれています。

しかし、
今回ははっきりと父の記憶と理解していますが。

さて、
ダイナ巨人が食べたのが、
グリシャの次の妻であったカルラ。

なんとも悲しい真実ですが、
エレンとグリシャが二面に割れて描写されていた涙の「ダイナ」発言

エレンは母を思い、
グリシャはダイナを思ったのでしょうか。

妹を犬に食わせた


グロス「ハハハハ、見ろ。お前には目もくれず、グライス君を追ってるぞ。

本当はあっちの男に気があったようだな。ハハハハハ」

グリシャ「黙れ!」

グロス「何か言ったか?」

グリシャ「お前だろ。十五年前、俺の妹を犬に食わせたのは。

八歳の妹を犬に食わせたのは!お前だろ!!」

グロス「そいつで最後か」

局員「ハイ」

グロス「よし、俺にそいつをよこせ。

お前らは全員、先に船に戻ってろ」

局員「了解です」

局員が戻り際に会話する。

「どういうことですか?」
「ここからは曹長の趣味の時間だ、新入り」
「まぁ、触れてやるな」
「しかしエルディア人とはいえ、八歳の娘にまで手が及んでいたとはな」

グロス「クルーガー、尋問はもう済んだだろ?

今回はそいつに踊ってもらうぞ」

グリシャ「踊る!?」

グロス「思い出したよ少年。お前は巨人にしないでやる。

彼に食べてもらうことにした。

3~4mくらいの巨人に調整するから、こいつと戦ってくれ。

それもできるだけ長く抵抗してくれると助かる」

グリシャ「あんたは、何でこんなことをするんだ?」

グロス「何で?何でってそりゃ、面白いからだろ?

人が化け物に食われるのが面白いんだよ。

そりゃ、そんなもん見たくもねぇ奴もいるだろうが、人は残酷なのが見たいんだよ。

ほら?エルディアの支配から開放されて何十年も平和だろ?

大変結構ななことだが、それはそれで何か物足りんのだろうな。

生の実感ってやつか?それがどうも希薄になってしまったようだ。

自分が死ぬのは今日かもしれんと日々感じて生きている人がどれだけいるか知らんが、
本来はそれが生き物の正常な思考なのだよ。

平和な社会が当たり前にあると思っている連中の方が異常なのさ。俺は違うがな。

人は皆いつか死ぬが、俺はその日が来てもその現実を受け入れる心構えがある。

なぜならこうやって残酷な世界の真実と向き合い、理解を深めているからだ。

当然楽しみながら学ぶことも大事になる。

あぁ、お前の妹を息子たちの犬に食わせたのも教育だ。

おかげで息子たちは立派に育ったよ」

※※※

想像を超えて最低なやつでしたね。

グロス曹長。

グリシャの怒りが尋常ならざるものになるのは間違いないでしょう。

マーレの人間もまた、
エルディア人に迫害を受け続けていました。

そして、
次はエルディア人をマーレの人間がいたぶる

もはや、
避けられない歴史の真実と言えども、
これを繰り返していては戦いはなくならない。

今の世界の縮図を描いている感じもしますね。

歴史の歪曲?


グリシャ「心は痛まないのか?」

グロス「まぁ、言いたいことはわかる。もし息子が同じ目に遭ったらと思うと胸が締め付けられる。

その子が何か、悪いことをしたわけでもなかったのにな」

グリシャ「あぁ、妹は飛行船を見たかっただけなんだ。

あれに乗ってどこか遠くに行く夢を見たかったんだ」

グロス「かわいそうに、エルディア人でさえなければな」

グリシャ「は?」

グロス「あれをよく見ろ。あれがお前らの正体なんだぞ?」

3m級に変身したミーナを食べた巨人。

グロス「巨人の脊髄液を体内に吸収しただけで巨大な化け物になる。

これが俺らを同じ人間だとでも言うつもりか?

こんな生き物はお前らエルディア帝国のユミルの民以外に存在しない。

こんな人の皮をかぶっただけの怪物が大量に繁殖しちまったのはまさしく悪夢だよ。

まぁ、今でこそ平和だが、そいつらの支配からようやく開放されたと思っていても、たまにお前らのようなネズミが湧くからな。

分かるか?

エルディア人をこの世から一匹残らず駆逐する

これは全人類の願いなんだよ」

グリシャ「何だと?」

グロス「家に住み着いたネズミを放置すれば、深刻な伝染病を招く恐れがある。

ならば当然ネズミは駆逐しなければならない。

心は痛まないのかって?

痛むわけないだろ?

人を殺してるみたいに言うなよ。人殺しはそっちだろ?

お前ら復権派は俺たちマーレに何をしようとした?

エルディア帝国と同じ道を辿ろうとしたよな?

心は痛まなかったのか?」

グリシャ「嘘だ。お前らの歴史は、全部嘘だ。

俺は真実を知っている。我々の始祖ユミルは巨人の力で荒地を耕し道を造り、峠には橋を架けた。

大陸の人々を豊かにしたんだ。

マーレは歴史を歪曲している

※※※

お互いの正義がぶつかりあいます。

確かに、
グロスのやっていることは曲がっていますが、
核心をついている部分もありますね。

歴史の解釈は、
お互いに異なるのですが、
それが真実であるかどうかの証明は出来ません。

信じている真実が異なる場合に、
それを正すことは出来ないのでしょう。

ならば、
違いながらもお互いを理解して受け入れる。

何となく現在の宗教戦争とかそういったものを感じさせる部分でした。

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フクロウの正体


グロス「あぁわかったよ。偉大な歴史があったんだろ?

下にいる友だちと語り合うといい」

グリシャ「やめろ!」

グロス「バカを言うな!お前が巨人に食われるのが見たいんだ!

陳腐な食われ方だけはやめろよ!?まだ見たことのないパターンを見せてくれ」

グリシャ「クソ野郎、ふざけるな!」

グロス「そう怒るなっって、こういう娯楽も必要だって話はしたろ?

もっと前向きに考えろよ!ほら、妹が読んでるぞ?」

グリシャ「くそぉぉぉぉ!」

その時グロスがクルーガーによって砂丘に落とされます。

下の巨人に見つかるグロス。

グロス「うわぁあああ!!」

クルーガー「どうだ?これが面白いと思うか?」

グリシャ「あんたは」

クルーガー「俺がフクロウだ

局員「何だー!?」

局員「グロス曹長が落ちたぞ!?」

クルーガー「覚えておけよ、グリシャ。

巨人の力はこうやって使う」

ナイフで手を切って巨人化するクルーガー。

船を背中で鯖折りにします。

※※※

フクロウ=クルーガーでした!!

今回は伏線回収もありましたが、
新たな謎も登場ですね!!

クルーガーがグリシャに知性の巨人になる方法を教えるってことなのか、
それともグリシャに巨人化の力を与えるということでしょう。

圧倒的な強さを秘めている知性の巨人。

しかし、
グロスの言葉で、
歴史の歪曲がどちらに起こっていて
自分が何を信じて生きればいいのか。

そこに僅かな疑問が湧いてきたのではないかと感じます。




最初の頃は単純に巨人を敵として見ていればよかったのですが、
徐々に登場する謎と伏線で、
もはや何が敵で何が味方で、
終着点はどこにあるのか。

疑問だらけになってきて頭パンクしそうですw

これから先の、
エレンたちの行動はどのようなものになるのでしょうか。

エルディア復権派でもなく、
マーレ側でもなく、
壁側でもない。

全員が、
今までのあやまちを認めて仲良く手を取り合うような奇跡
起こすことが出来るのでしょうか!?

⇒【88話の確定情報はコチラをクリック
⇒【地下室の謎を知ったメンバーが取れる行動とは?

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