キングダムネタバレ 501話確定 「金安で兵糧作戦見つかる！？オルド登場で李牧にも危機！？」（画バレから）

キングダムネタバレ　501話確定

語り「一歩一歩、着々と迫る勝負の瞬間」

兵士「見ろ、趙西部討伐軍だ！すっすごい数だ！ひぇえ、どこまで列がつながってんだ！

余裕で十万はいるぞ！これは連合軍らしいぞ！大将はあの王翦将軍だ！
桓騎将軍もいるぞ！旗を振れ！秦国万歳！秦国万歳！」

語り「連合軍の存在が秦国を鼓舞する」

※※※

やはり10万を超える規模の軍隊となれば、
それがぶつかりあった時の衝撃は計り知れませんね。

この戦いは、
敗けたほうがものすごい痛手を負う結果となります。

李牧VS王翦。

どちらの読みが勝るのか。

列尾を抜く

河了貂「赤連城だ、信」

信「ああ、大分もう来たな」

河了貂「うん」

河了貂（赤連まで来たって事は、兵糧を隠し集めてるっていう金安まであと二日だ。

おそらく金安が進路変更地点だ。集結した兵糧をつかんで一気に南東へ道を変える。

つまりそこで李牧にバレる。

そこからは単純な競争だ。

秦軍が先に王都の蓋列尾を抜いて王都圏へ侵入するか。

趙に先に入り口を固められ侵入を阻止されるか。

何も聞かされていない軍の金安からの進路変更が大きな山だ。

もたつけば趙軍に怪しまれるし、そもそも進路変更に失敗する恐れもある。

つまり総大将王翦の手腕に全てかかっている）

王翦「全軍、小休止だ」

空を見た王翦。

兵「ハ！小休止！小休止だー！小休止！全軍止まれ！」

蒙恬「こんな所で？」

兵「妙ですね」

桓騎兵「んだ、王翦のダンナは腹でも痛ぇのか？クソで小休止かよ！

ギャハハ、すげぇな総大将は！」

渕「何か先頭で問題があったのでしょうか」

信「知らねーよ」

河了貂（何やってんだ王翦将軍。金安に近づいて不自然な行動は取るべきじゃないのに）

羌瘣も空を見る。

羌瘣「雨か」

土砂降りの雨が降る中、兵たちはテントで休憩。

※※※

この予想はすごいですね。

何と言っても、
この時代は天気予報の技術がそこまで発達していません。

それはそうですね。

現代では気象衛星などから雲の動きを上から撮影して統計データを元に予測を立てています。

そこまでしても外れる時は外れるって考えると、
この的中は恐ろしいとも言える王翦の能力。

明かされていませんが、
やはり王翦は秦国で最強の傑物といえるでしょうね。

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金安の秘密

桓騎兵「ヒャヒャヒャ！休止で助かったぜ！ビショ濡れになるとこだった！

すげぇなこの雨！しばらく止まねぇぞこりゃ！」

楊端和兵「平地の兵はこの程度の雨で進軍出来ぬのですか？」

楊端和「進軍はできる。だが今は得策ではない」

桓騎「雨ん中の行軍はバカみてぇに疲れるからな。体力温存しとけってことだろ。

まー逆に言えば走る時はとことん走らすぞって事だ、ククク」

蒙恬「なるほどね・・・」

蒙恬（てか何で雨降るの分かったの？）

河了貂「そういう事だったのか」

信「どういう事だ」

河了貂（でも雨による軍の疲労まで考えるなんて、きっと将軍は相当細かい計算をやっている）

河了貂「軍の体力調整。王翦将軍の本番への助走はもう始まっているんだ」

語り「調整部最前線地、什華」

伝令「報告！秦軍は二日後には金安に着きます！

そこから黒羊までは五日です！黒羊一帯には未だ大きな動きはありません！

連合軍の到着を待っていると思われます！」

備宇「舜水樹様、李牧様がそろそろ武白へ戻り本陣に加われと」

舜水樹「分かった。備宇、ここは任す。些細な事でもいい、何かあったらすぐに武白に知らせろ」

備宇「ハ！」

舜水樹「伝者達、俺に他に報告しておくことはないか？」

伝者「あの、一つだけ」

舜水樹「何だ？」

伝者「敵の兵糧中継地金安に潜らせてる間者なのですが、今すでに五人が消息不明に」

伝者「五人も！？金安だけでか？」

舜水樹「他の所でもヤラレタ者がいるのか？」

伝者「いえ」

伝者「運搬車の中にも一人も」

舜水樹「金安？金安だけが他より警備が厳重だとでも言うのか？

ただの兵糧中継地をなぜそう厳重に警備する？それは・・・

それは金安がただの中継地ではないからだ」

伝者「舜水樹様？」

伝者「静かにしろ！」

舜水樹「だったら金安には秘密がある。

秘密？

秦は金安に何かを隠している」

伝者（金安に隠す？）

舜水樹「兵糧中継地が隠すものなら決まってるだろ。

それは二十万の兵が何十日も食える分の兵糧だ」

伝者「え！？金安に！？全兵糧が！？

し、しかし奴らは黒羊へ全て運搬を！」

舜水樹「備宇！李牧様に急報だ！秦軍は金安より進路を変える恐れがある！」

備宇「ハ！」

伝者「な！？しかしまだ何の確証も！」

舜水樹「ただの杞憂なら空回りで済む！

もし秦軍に欺かれているなら大きく後手を踏む！

間者達には金安と黒羊間の兵糧の中身を確認させろ！」

伝者「ハ！」

舜水樹「俺は引き続きここに留まり情報を集める！」

※※※

舜水樹ってかなり優秀ですね。

バレてしまった金安の秘密。

黒羊との間の兵糧を調べれば土だって分かってしまうので、
一歩先に李牧に知られる結果となります。

これに対して王翦はどうするのか。

列尾を抜けなければ、
この戦いは早々に崩れてしまいます。

とにかく素早く、
列尾を抜いて王都圏へ侵入し、
一気にギョウまでの道のりを駆け抜ける必要が出てきます。

速さと策の応酬です。

趙と秦への急報

語り「舜水樹が金安の不自然さに気付き李牧に伝者を送ったその時、
王翦軍にも王翦が独自に放っていた間者から急報が届いた。

そしてそれは趙からのものではなかった」

伝者「急報！急報！将軍の、王翦将軍の本陣はどこかぁ！」

王翦「いつ届いた」

伝者「今朝です！鳥が緊急を知らせる赤印でしたので馬を替えながら急いで！」

兵「将軍」

王翦「読んだら燃やしておけ」

兵「失礼します！」

王翦「よく知らせてくれた。また何かあったら頼むぞ」

兵「な！こ、これは！」

王翦「全軍に伝えよ。行軍を速めるぞ」

兵「ハ！」

王翦「フッ、戦国か」

語り「超前線基地、武白。李牧本営地」

伝者「急報だ！通せ」

語り「舜水樹の急報が李牧の元に到着しようとした正にその時、
城内の李牧の元には別の急報が届いていた。

その内容は王翦が掴んだ情報と全く同じものであった」

全員が驚愕する。

カイネ「なっ、何だとぉ！？」

金毛「バ、バカな！」

カイネ「り、李牧様」

李牧「よりによってこんな時に東のあの男が動いたのか」

語り「史記、趙世家によれば、趙は王都圏の攻防に入る前に燕と戦うのである」

燕の大軍の姿。

趙軍「え、燕軍だ！燕軍が侵攻して来たぞぉ！鐘を鳴らせ！凄い数だぞ！

救援の狼煙を上げろぉ！」

オルド「フハハハ、対秦で西に軍を固め過ぎれば東が手薄になる。

それを黙って見守るほどお人好しではないぞ。

李牧、俺とも少し遊ばんかい」

本営「東側の地図を！城内で東側の地理に詳しい者を集めろ！

邯鄲は把握してるのか！？燕軍の数と進路は！？」

語り「李牧ら本営の意識が東へ持って行かれた時、秦連合軍は遂に進路変更地である金安の姿を目視する所まで来ていた」

※※※

面白くなってきました！！

史実では、
趙が燕を攻めている間に秦が趙のギョウ攻めを行うって感じだった気もしますが、
どうやら燕のオルドが侵攻してきて、
その防御に足を救われる形になりそうです。

登場するのは、
やはり龐煖でしょうね！

とはいえ、
龐煖はあくまでも武神でしかありません。

もう一人参謀として誰かが指揮を取るのが望ましいでしょう。

果たして、
どんな人物が燕との戦いに向かうのか！？

そして、
進路変更を気付かされた李牧は、
この窮地をどうやって切り抜けるのか。

次週の展開に期待です！

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