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キングダムネタバレ494話確定「昌文君が頭を下げる法の化物とは!!中華最強の文官」(画バレから) [キングダム 491~500話]

キングダムネタバレ494話確定



兵士「何だあの馬車!」

語り「夜影に紛れ、警固たる場所へ現れた昌文君。秘匿された訪問先で待つものは!?」

兵士「左丞相様!?なぜこのような所に」

昌文君「非公式だ、他にもらすな。地下の見張りも外に出せ」

兵士「な!?」

昌文君「しばし奴と2人で話をする」

※※※

昌文君が訪れた場所。

本来は、
昌文君が訪れるような場所ではないのでしょう。

しかし、
そこに訪れた理由。

それは先の斉王と李牧という二つの会談が原因になっているのは間違いありません。

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蔡沢の終わり


人民「蔡沢様~うぅ」

肆氏「穀倉並みのでかい葬儀だな。まぁ蔡沢殿のこれまでの功績を考えれば当然といえば当然か。

六国全てから弔辞も届いている。

おまけに長年出向されていた燕とは同盟の段取りも済ませていたそうだ。

秦国のために最後まで置き土産をしていかれるとは、敵対していた呂氏四柱の一人だったとは言え立派な国士であった」

昌文君「いや、本当に大きな置き土産はやはり斉王と大王様の会談だった。

蔡沢様は自分の死期を悟って何とかこと切れる前に強引にでも斉王と大王様を引き合わせたのだ。

そして」

政(「法に民を治めさせる」)

肆氏「どうした、昌文君」

昌文君「肆氏。お前は憎々しい奴だが文官としての才能と経験は儂よりはるかに上だ」

肆氏「憎々しいは今必要だったか?」

昌文君「そこで正直に教えてくれ。肆氏、法についてお前が秦国内で第一人者という認識であっているか?」

肆氏「あっている。と言いたいところだが大間違いだ」

昌文君「やはり、奴か」

肆氏「ああ、法の番人の異名は伊達ではない。李斯、奴こそ法の化け物だ

※※※

法の化け物「李斯」登場です!

いや~、
感動というか・・・。

李斯ってぶっちゃけ最強の文官だと私は思っています。

「最強の文官は李斯で決まりか!?」


史実においても、
李斯がいなければ中華統一は成り立たなかったとも言われるほどの人物です。

法の話


李斯「何の用だ。こんな汚物臭のする地下牢、丞相が来るところではないぞ」

昌文君「蔡沢様が亡くなられた」

李斯「聞いている。用が済んだら失せろ。貴様が思っている程、俺は暇ではないぞ」

書物を書く李斯。

昌文君「李斯、何をしている」

李斯「もはや呂氏四柱としての立場は消えた。俺は今純粋なただの法家だ。

法家は法学書を読み新しき法の草案を考えるものだ」

昌文君「新法を施す日がお前に来るとでも思っているのか、李斯」

李斯「俺に来ずともよい。俺が死んでもお前が死んでも法は生き続ける。成長を遂げながらな。

法とはそういうものだ」

驚く昌文君。

昌文君「蔡沢様は最後、儂に新しい宿題を置いて行かれた。蔡沢様はおそらくあの会談がああいう話になると予見しておられた。

だからあの場に昌平君ではなく、この儂を留めて話を聞かせたのだ」

李斯「!?何の話だ」

昌文君「法の話だ!

秦は六国制覇した後、法が支配者となり全中華を治める法治国家を作り上げる!」

驚く李斯。

※※※

法の化け物は、
地下牢にいても法を作り続ける。

その思想は、
政が思うものなのかもしれませんね。

というのも、
李牧が提案した六国同盟。

あの同盟をなさなかった最大の理由は、
李牧や自分の死後に平和と保てないという政の思い。

李斯は、
自らが命絶えても、
法は成長を遂げながら生き続けるといいます。

それこそが、
目指す姿なのだと昌文君は感じ取ったと思われます。

統一後の法とは


李斯(全中華を治める法治国家)「蔡沢様がそう言われたのか」

昌文君「大王様だ」

李斯(何!?)

昌文君「大王様がおっしゃる事が大いなる答えである事は分かる。

分かるがその中華を治める法がどういうものなのか。

いくら考えても儂にはその片鱗すら見えてこぬ!」

李斯「だろうな、中華を一国とした法治国家。お前の喋っている事は法家の真髄に触れている。

お前ごときの理解が届くところではない」

昌文君「ではお前には見えるというのか、中華を治める法の姿が」

李斯「ああ、見える。bんやりとだがな」

昌文君「ならばそれを今言ってみろ。ぼんやりとでもいい、その法の案とは一体どんなものか」

李斯「お前に教える義理があるのか?」

昌文君「ない、ないが教えろ!先ほど自分でもう純粋な法家だと申しただろうが!」

※※※

焦る昌文君です。

いや、
実際のところ、
違う国が7つ集まって統治するって・・・。

現実世界で照らして考えても、
難しすぎるってわかりますよね。

それを成せる李斯って只者ではないってことで間違いないでしょう。

想像がつかないのは納得のいくところです。

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法は願い


李斯「中華を統一できたと仮定し、そこで単純に国民が増えたという認識で法作りに入ると大失敗に終わる。

なぜか分かるか?」

昌文君「そ、それは新しく増える国民がそれまで戦ってきた敵国の人間だからだ」

李斯「違う、文化形成が違うからだ」

昌文君「文化形成!?」

李斯「六国それぞれに文字も違えば秤も違う。貨幣も違えば思想も違う」

昌文君「思想」

李斯「とくに中原の儒家思想は厄介だ。中原では法より上に儒家思想がくる。

つまり本当の法治国家にするのなら法と思想の戦い。

法家と儒家の戦いが勃発する」

困惑する昌文君。

李斯「まぁいい、そこに終止すると足元をすくわれる。儒家も数ある障壁の一つに過ぎぬ。

とにかく中華を治める法とはこれ程にバラバラの異文化を持つ六国の人間たちを一つにするものでなければならぬ。

ではここで逆にお前に一つ聞こうか、昌文君。

そもそも法とは何だ?言ってみろ昌文君

昌文君「・・・法とは、刑罰をもって人を律し治めるものだ」

李斯「馬鹿な!刑罰とは手段であって法の正体ではない!」

昌文君「で、では・・・法とは何なのだ、李斯!」

李斯「法とは願い!国家がその国民に臨む人間のあり方の理想を形にしたものだ!

統一後、この全中華の人間にどうあって欲しいのか。

どう生きて欲しいのか。

どこに向かって欲しいのか。

それをしっかりと思い描け!

それが出来れば、そこから自ずと法の形が見えてくる」

昌文君(これが法の番人李斯!!)

李斯「むろん、その先が大変なのだがまずはそこからだ」

昌文君(やはり、そうだった)

李斯「気概をもってやれ。愚かな法は国民に不幸を撒き散らす」

昌文君(蔡沢様があの場に儂を同席させた理由は儂に気付かせる為だったのだ。

統一後の世のためにこの男の力が必要だと!)

昌文君「李斯!頼む!!お前の力を貸してくれ!!

昌文君は李斯に土下座する。

語り「託された思いの為、描かれた未来の理想の為、一心に熱意を伝える。李斯の心は動くのか!?」

※※※

昌文君の熱い思い。

そして、
李斯の法に対する思い。

この二つが、
政の思想と重なり合えば、
無敵だって感じてしまうほど震えますね。

問題は、
この熱意に李斯が答えてくれるかどうか。

実際に、
李斯はただの法家として今存在しています。

法案を自ら作れるのだとしたら、
すぐにOKしそうですが、
実際にはそうはいかないでしょう。

そうなれば、
やはり政と共に、
その思いを伝え合うのが必要になるのか。

政はまだこの密談を知らない立場

この先の展開が楽しみ過ぎます!

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