進撃の巨人ネタバレ 88話確定「進撃の巨人はエレン・イエーガーに！残り8年をどう過ごすのか！？」 [進撃の巨人 86～90話]
進撃の巨人ネタバレ88話確定
グリシャ【当局の兵士が弾を打ち尽くす頃、巨人となったフクロウは蒸気船を粉々に砕き海へバラ撒いた。
程なくして当局の兵士は皆、果実の搾りかすのようになり海に投げ入れられた。
海とは何か。
説明しなければならない。
海とは地表の七割を占める広大な塩水である。
我々は搬送したマーレ治安当局の蒸気船・兵士の持ち物。
彼らがこの島に存在した全ての痕跡は海に飲み込まれ消滅した】
※※※
クルーガーの巨人化でマーレの堤防沿いに来ていた局員は全滅しました。
今回がグリシャ回想の最終回となるのでしょうか？
全体像が見えた地下室の謎とグリシャ回想。
これで進撃の巨人の多くの伏線が回収されました！
それと同時に示された謎。
また面白さが増しそうな後半戦って感じですね！
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クルーガーの思い
巨人化を解いてグリシャの所に訪れるクルーガー。
クルーガー「何か聞きたいことは無いのか？」
グリシャ「なぁ？あの巨人でもっと早く暴れてくれれば、皆も巨人にされずに済んだんじゃないのか！？
マーレ人に成りすまし、当局に潜入したのか？すると血液検査はどうした！？」
クルーガー「医者に協力者が1人いれば済む話だ。
その医者も診療録を偽造し、マーレ人に成りすましたユミルの民だ。
医者は諜報員に向いている。
それなりの教養と立場があり、巨人化学の応用に必要な知識がある。
実際にお前はよくやってくれた。
若くして復権派を統率し、ダイナ・フリッツとの間に子をもうけた。
そのジークをマーレの戦士に仕立てる目論見も、俺の後ろ盾を考慮すれば十分現実的な計画だった。
結果こそは、グライスが嘆いた通りだったがな」
グリシャ「それが、俺を選んだ理由化？」
クルーガー「それもある。だが俺が実際にやった事は救うべき同胞の指をつめ、時に皮を剥ぎ、ここから蹴落とし巨人に変えることだ。
そしてその道は全て一つの座標で交わる。
始祖の巨人。
全ての巨人、全てのユミルの民はその座標へと繋がっている。
空間を超越した道でな、これはマーレ政府巨人化学研究学会の最新の見解によるものだ。
同胞だけじゃない、グリシャ。
お前に最後の任務を託す。
グリシャ「教えてくれフクロウ。俺に残された任務とは何だ？」
クルーガー「俺から巨人を継承し、その力を使ってな」
グリシャ「なんだって？じゃああんたは」
クルーガー「巨人化したお前に食われる。
巨人の力無しに壁まで辿り着くことは出来ない。
同じようにして始祖の巨人の持ち主から力を奪え」
グリシャ「なぜあんたがやらない？」
クルーガー「悪いが、そんなに時間は残されていない」
グリシャ「フクロウ、あんたは何者なんだ？」
【エレン・クルーガー】
※※※
残された時間がわずかでこの思いをグリシャにつなぐクルーガー。
そして、
その思いが次はエレンに受け継がれました。
マーレの中にあった巨人化学というもの。
研究が重ねられて、
ここで巨人のことがかなり研究されていたということでしょう。
座標と呼ばれる始祖の巨人。
ここに繋がっているとされている道。
また謎が謎を呼び始めています。
⇒【89話「エレン側の戦力と残された時間で遂げる想いはナニ！？」】
残された時間
グリシャ「どうした！？あんた、さっきから顔色が」
クルーガー「９つの巨人の力を継承した者は13年でシぬ。
俺が継承したのも13年前になる」
エレンがベッドでアルミンは机に向かっている現在。
エレン「フクロウはそれをユミルの呪いと言っていた。
13年は始祖ユミルが力に目覚めてから、死ぬまでの年月に相当する時間だと。
始祖ユミルを超える力は持てない。
その時が近づけば身体が衰え、器はその役割を全うする」
アルミン「これもおじさんの手記と記憶が一致したんだね」
エレン「あぁ」
アルミン「レイス家の継承期間がこの13年を目安にしてた事からも間違いないみたいだね。
僕があと13年。エレンは」
エレン「残り8年、も無いな」
ミカサ「違う、これは何かの間違い」
黙るエレン。
ミカサ「間違ってる」
黙るアルミン。
エレン「９つの巨人を宿す者が力の継承することなく死んだ場合、巨人の力はそれ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される。
それはどれほど距離が離れていようと関係なく、血縁の近親者に関わるものでもない。
巨人を形成する血や骨はその道を通り送られてくる。
時には記憶や誰かの意志も同じようにして道を通ってくる」
※※※
一気に難しい話になってきましたｗ
始祖ユミルがなぜ13年で息絶えることになったのか。
そして、
その始祖ユミルに繋がる巨人の道とは一体何なのか。
この道が巨人の世界においてはかなり重要な意味を持つ様子。
遺伝子などを超えた、
何か超自然的なパワーが源にあるのでしょうか。
見込み違い
グリシャ「ダイナはお受けの血を引く者だと言ったのもあんただ。
それもあんたの真実か？」
クルーガー「マーレ政権下では悪魔の使い。
エルディア帝国の時代では神がもたらした奇跡。
とはいえ他の同胞達を救えなかったのも、全ては俺の力が足りなかったからだ。
ここから生きて壁までたどり着けるのは1人。
巨人の力を宿した者ただ1人だけだ。
俺は努めを果たした。
お前もそうしろ」
グリシャ「正直言って、俺に務まるとは思えない。あんたが創ったエルディア復権派は俺が壊滅させたばかりじゃないか」
クルーガー「お前がやるんだ」
グリシャ「あれを見ろよ。
妹を犬に食わして喜んでた奴が生きたまま巨人に食われてシんだ。
俺にとってこれ以上無い復讐が果たされた。
あんなは俺に聞いた。
これが面白いか？って。
面白くなかったよ。
奴の断末魔は聞くに耐えないおぞましさだった。
これが自由の代償だと分かっていたなら払わなかった」
無くなった指を見るグリシャ。
グリシャ「悪いが、とんだ見込み違いだ。
すまない、俺はもう何も憎んでいない」
クルーガー「お前の父親は賢い男だった。
しかし息子は何も学ばなかったばかりか、自分の妻と息子を地獄に道連れにした」
ダイナの写真を取り出すクルーガー。
グリシャ「見れない」
クルーガー「見れない、立てない、戦えない、タマもないか？マーレに去勢されたか？」
グリシャ「俺に憎しみを思い出させようとしても無駄だ。俺に残されたのは罪だけだ」
クルーガー「それで十分だ。
お前を選んだ一番の理由はお前がマーレを人一倍憎んでいるからじゃない。
お前があの日、壁の外に出たからだ。
あの日お前が妹を連れて壁の外に出ていなければお前は父親の診療所を継ぎ、ダイナとは出会えず、ジークも産まれない。
おとなになった妹は今頃結婚し、子供を産んでいたかもしれない。
だが、お前は壁の外に出た。
俺達は自由を求め、その代償は同胞が支払った。
そのツケを払う方法は1つしか無い。
俺はここで始めて同胞を蹴落とした日から、お前は妹を連れて壁の外に出た日から、その行いが報われる日まで進み続けるんだ。
シんでも、シんだ後も。
誓いを立てるのが先だ。
クルーガーはグリシャに写真を渡す。
クルーガー「自由を求めて進み続けた。
自由のために戦った。
名は、
進撃の巨人」
※※※
シビレル展開ですね！！
９つの巨人の一つが、
進撃の巨人・・・。
外に興味を持ち、
それが引き起こした全てを受け入れて、
更に進むことになる巨人。
ある意味で罪深く感じますが、
その痛みの中にこそ人間の本質とその先に見た進化があるのでしょう。
謎めいた部分もありますが、
エレンの現在でこの記憶がどう作用して、
この先どのような結末を思って進撃していくのか。
楽しみすぎます！！
この先にあるのは、
大きな戦になるのでしょうか。
マーレと、
エルディアと、
東の国と、
壁。
どんな戦いになるのか、
そしてエレンたちはどこを見て戦うことになるのか。
進撃の巨人として、
その能力を継承しているエレンが目指す最後とは！？
次週も期待です！
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⇒【89話「エレン側の戦力と残された時間で遂げる想いはナニ！？」】
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