進撃の巨人ネタバレ86話確定「グリシャの手紙で分かる衝撃の真実!巨人大戦とは!?」(画バレから) [進撃の巨人 86~90話]
進撃の巨人ネタバレ86話 グリシャの手紙
『この本を最初に手にする者が同胞であることを願う』
グリシャ「急げフェイ」
フェイ「待ってよ、兄さん」
グリシャ「早くしないと見えなくなるぞ」
母「待ちなさい二人共、外に出る時は腕章を忘れるなって言ってるだろ?グリシャ壁の外には絶対出るんじゃないよ?」
※※※
ついにグリシャの手紙の内容が明かされます!!
そして、
若き日のグリシャの回想。
フェイっていう妹がいたみたいですね。
さて、
何が明かされていくのでしょうか!!
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マーレの政府?
『私は、まず何から語るべきか考え、あの日を思い浮かべた』
グリシャ「わかってるよ母さん」
フェイ「行ってきます」
空に浮かんでいるのは飛行船。
フェイ「おーい、ああ行っちゃう、いいな、いつか私もお金持ちになったらあの飛行船に乗れるかな」
グリシャ「行くぞフェイ」
フェイ「え?」
グリシャ「飛行船の発着場は近くにあるって先生が言ってたんだ。見に行こう」
フェイ「え?でもお母さんが壁から出たらダメだって」
グリシャ「いいんだよ、少しだけなら!」
マーレの兵「ん!?」
グリシャ「すぐに戻ります!」
兵「危ないぞグリシャ、前見て歩け!」
グリシャ「ごめんなさい。え、え~っと。持ってません」
兵「無許可で市内に入ったんだな」
グリシャ「はい」
兵「では、どうなるか分かっているな?」
グリシャ「はい」
兵「労働か?制裁か?」
グリシャ「制裁を」
フェイ「兄さん!?」
兵「ほぉ、親には迷惑を掛けたくないか」
グリシャ「はい、僕が妹を無理矢理連れ出しました、妹の分も僕に制裁を下さい」
兵「わかった」
思いっきり蹴られるグリシャ。
フェイ「兄さん!」
兵「もう一発だ」
苦しむグリシャ。
兵「まったく容赦ねえなクルーガー。ほら嬢ちゃんは先に帰ろうね」
---------
治安当局の男「お前の息子は自分の一族の立場をよく理解していないようだが・・・しっかりお前らの先祖が犯した過ちは教育しているんだろうな?それが十分じゃないならしっかり首輪で繋いでおけ」
『私にはこのマーレ治安当局の男が嘘をついていることがわかった。彼らは仕事をサボって河原で寝てたのだ。忙しかったわけがない。母は悲しみに暮れ、父はこの男たちにへりくだった』
父親「ご指導いただきありがとうございます。我が愚息の方には私から教育し直しておきますのでどうかご安心下さい」
『私は、父に、この男に、目眩のするような憎しみを覚え、それ以上に自分の愚かさを呪った』
※※※
マーレという国なのか、
そこでグリシャ父はかなり下の地位にあるようですね。
納得できていないグリシャの怒り。
このあたりで、
マーレに対しての憎しみが募っている気がします。
若き日のグリシャは、
ここからどのように変化していくのでしょうか。
ユミルの民
父「今から1820年前、我々の祖先ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約し力を手に入れる。それが巨人の力だ。ユミルは死後も九つの巨人に魂を分けエルディア帝国を築いた。エルディアは古代の大国マーレを滅ぼし、大陸の支配者となる。
そこからは暗黒の時代だ。巨人になる力を持ったユミルの民は他の民族を下等人種と決めつけ弾圧を始めた。土地や財産を奪い、いくつもの民族が死に絶える一方で、エルディア人は他民族に無理矢理子を産ませユミルの民を増やした。その民族浄化が約1700年続いた。
だが、
かつての大国マーレは増長を極めたエルディアに内部工作を挑み、それがもたらした内戦でエルディアの弱体化に成功した。さらには九つの巨人の内七つを手駒に従え80年前の巨人大戦に勝利したのだ」
『本当の悪魔はどちらか教えてやる。我々の祖先がやったことは正しかったのだ。再び世界を正すためには、エルディアを復活させなくてはならない』
グリシャが胸に十字の傷を刻む。
『マーレ政府の内通者はフクロウと呼ばれ姿を見せること無く復権派を導いた。我々に武器や資金を流し、今のエルディア人が知り得ない歴史文献を提供した』
グリシャ「見ろ!これが真実だ!我々の始祖ユミルは巨人の力に目覚め、荒地を耕し、道を作り、峠には端を架けた。つまり始祖ユミルが人々にもたらしたものは富だ!人々を豊かにしこの大陸を発展させたんだ!」
『巨人大戦末期、島に逃れることを拒み大陸に留まった王家の一族が存在した。その末裔は現在、彼女一人のみとなっていた。
彼女らの一族はエルディアが再び立ち上がる日を待ち続け、王家の持つ巨人の情報と共に収容区に潜伏していた。
彼女が復権派にもたらした情報はまさしく勝利への活路だった』
グリシャ「間違いない!フクロウが流したマーレ政府の情報と照らし合わせてはっきりした!
フリッツ王が壁の中に持ち去った始祖の巨人!これこそがエルディア復活の鍵だ!始祖の巨人は他の巨人すべてを支配し操ることが出来る!これさえ手にすれば我々は再びマーレを討ち滅ぼすことが出来る!」
男「しかし、フリッツ王はそのような絶対的な力を持っておきながら、なぜ島まで退くことに?」
ダイナ「それは、戦うことを拒否したからです。そもそも巨人大戦とは145代目の王が始祖の巨人を継承したことが始まりですが、それまでも八つの巨人を分けた家同士では争いの絶えない時代が永らく続いていました。
それでも王家が始祖の巨人を呈することでエルディアは均衡を保つことが出来ていたのです。しかし145代目はその役目を放棄し辺境の島に都を移しました。私の家とはそこで折り合わず決別することになりました」
『翌年私達は結婚し男の子を授かった。時代は移り、人は変わる。世の中が急速に発展していく頃、エルディア復権派は転機を迎える』
※※※
なんか想像超えてましたw
巨人大戦。
エルディア人。
そして、
古代の大国マーレ。
エルディアという、
人類を下等と扱ってきた帝国の復権を目指したのがグリシャだったんですね。
そして、
始祖の巨人という全てを操れる能力を有した王家が島へと都を移した状態。
これが、
今現在の壁の中の王家なのでしょう。
ということは、
グリシャはエルディア復活のために動いていたということになります。
ジーク戦士長も含めて、
みんな同じようにエルディアの復活を目指しているのでしょう。
それは、
マーレに対する対抗だったのか。
壁の中の巨人
グリシャ「今日のマーレを世界の指揮者たらしめる力、七つの巨人の力が絶対ではなくなる日も近い。これからは燃料を背景とする軍事力が物を言う時代へと移りゆくだろう。
その次代を迎えるにあたり莫大な化石燃料を埋蔵するとされるパラディ島は決して無視できるものではなくなった。
しかしパラディ島を征服するのは未だ容易なことではない。依然フリッツ王は壁に籠ったまま音沙汰ないが、80年前に言い残した言葉がある」
『今後我々に干渉するなら壁に潜む幾千万の巨人が地上の全てを平らにならすだろう』
※※※
おお~っと、
壁の中の人類が実は悪い奴だと思っていましたが、
そうでもなさそうな予感ですね。
そして、
壁の中の幾千万の巨人。
壁の中の巨人ってそんなに大量にいたんですね。
まずそれに驚きましたが、
確かにその巨人が攻め込んできたらマーレとて無傷というわけには行きませんね。
それよりも、
今後の世界が燃料をメインとしたって話は、
まるで今の世の中と同じです。
要するに、
今後の軍事力は核兵器とかそういう現代に近いものを使用していくってことなんでしょうね。
大砲の技術を高めていた壁の中とは技術的な面でま~~ったく違うレベルに到達しています。
80年前のその言葉通りに王家が記憶を持っている様子もないので、
それを理解した他国が攻めてきたっていうのが今までの流れになるのでしょうか。
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ジーク戦士長
グリシャ「この脅威が健在であるうちは、何人たりとも正面から手出しは出来ない。つまりマーレ政府の木亭は我々と同じフリッツ王を刺激せぬように壁内に侵入し始祖の強靭を奪還することである」
男「どうする、このままじゃ我々の計画が」
「後数年でマーレに先を越されてしまう」
「そうなったらもう」
「永久にエルディアは日の目を見れないぞ!」
グリシャ「いや、我々にも手段は残されている。
我々の息子ジークをマーレの戦士にするのだ」
幼少の頃のジーク。
『こうして私は息子にエルディアの誇りを託しつつも敵国に忠誠を誓うマーレの戦士になるように仕向けた。
果たして私はあの日の愚かな子供のままだったのだろうか。
息子は七つになった頃、私達夫婦をマーレ政府に密告した。
我々エルディア復権派は全員楽園に送られた。
パラディ島を永遠に彷徨う人食い巨人になるべくして』
※※※
いや~、
この86話はかなり衝撃的でした。
ジークはエルディア復活の想いを乗せられたままマーレの戦士として登場していたようです。
ベルトルトやライナーはマーレの戦士であり、
ジークはエルディアの想いを乗せている状態でマーレ側として戦っているのでしょう。
エルディアを復活させようとしたのがグリシャ。
しかし、
エルディア帝国も良い国だったようには見えません。
そして、
それに嫌気がさしてきたのか、
始祖の巨人(操る能力)を得ていたフリッツ王が壁の中に逃げたってことです。
マーレは燃料を求めての侵攻だったのかもしれませんが、
この複雑怪奇な状況に一つの道筋が見せられた重要な回だったといえますね。
やっぱり、
ここまで引っ張っただけあって、
中身の濃い地下室の謎。
というより、
この世界の謎を解き明かす鍵となりました。
めちゃくちゃ面白くなってきた進撃の巨人ですが、
この地下室の謎。
いや、
世界の謎の一端を知ったエレンたちは、
ここからどんな行動に出ていくのでしょうか。
⇒【87話「エレンたちの思いはどこに寄り添うのか!?」】
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