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キングダムネタバレ 495話確定「昌平君の苦しみ!李牧の前に下策で玉砕覚悟の作戦!」 [キングダム 491~500話]

キングダムネタバレ495話昌平君の苦しみ!



李斯「元呂氏四柱が李斯、参上しました」

文官「はぁ!?」
文官「これはどういうことですか!?左丞相」
文官「昌文君」

昌文君「さわぐな、たしかに儂の独断で動いたが、すでに大王様の了解は得ている」

文官「しかし、この男は呂氏の元で最もその陣営を支え、かつ最も暗躍した男ですぞ。

この男のせいでこちら側にどれだけ犠牲が出たことか・

四柱の他の三人は許せても、この男だけは絶対に許すわけにはいきませぬ」

李斯「俺もそう思う」

※※※

潔いですね!!

なんとも簡単に李斯が大王と手を組む展開でしょうか!!

もう少しゴネたりがあると思ったのですが、
元呂氏四柱としているあたりから、
完全に大王の元に従う覚悟は決まっている様子です。

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統一後の法


文官「だったらさっさと獄に戻れ!」

李斯「だが、そうはいかぬ。中華統一の話を聞いた。統一後に制定される法についても」

黙る政。

李斯「とてもここにいるお前達の手におえる代物ではない。

それに着手できるのはこの中華でも俺と韓非子くらいだ」

昌文君(韓非子

政「皆の気持ちはよく分かる。

だが統一後の法とは、統一行為そのものの意義を形として全中華の民に示すものだ。

それ程、重大な法作りの前にかつての因縁が何だというのだ。

かつての政争で恨みを抱いたのはお互い様だ。だがその時期は過ぎたと心得よ。

誠に秦国一丸となって立ち向かわねば中華統一の宿題は形も残らず崩れ去るぞ!」

介億「英断です。李斯殿はまつりごとの手腕も尋常に非ず。これから必ず李斯殿の力は必要になってきます」

文官「介億殿」
文官「右丞相」

李斯(昌平君)

介億「昌文君、よくぞ動いて下された。同じく呂氏陣営にいた我々が李斯殿を推すと周囲に疑心を抱かれる故何も出来ずにいました」

昌文君「蔡沢様のお導きだ」

介億「ええ、分かっております」

李斯「俺のことはそのくらいでいい。それより軍総司令が珍しく、思い問題を抱えている顔をしている」

驚く昌文君や介億たち。

文官(昌平君はいつもこんな顔だが)

昌平君「大王様、人払いをお願い致します。二人きりで相談したいことが」

驚く政と文官たち。

※※※

法のために李斯が立ち上がり、
それを許す大王陣営。

昌文君が連れてきたからこそ成り立った。

すべてを予想してあの場所に昌文君を残した蔡沢はさすがって感じですね。

昌平君もそのことを理解して、
あの時にすぐにその場を立ち退いたのでしょうね。

やはり、
呂不韋という人物は人を見る目が凄まじかったと言わざるを得ないでしょう。

李牧の凄さ


政「珍しいな。いやこんなことは初めてだ。一体どうした昌平君。

他に聞かせられぬ問題とは何だ」

昌平君「来年。趙に向けて大軍を発します」

政「分かっている。黒羊を拠点とした趙西部攻略の戦いだ」

昌平君「はい、しかし、しかし今、李牧が陣頭指揮を執りだした趙西部からの攻略の糸口が全く見えませぬ!

政「!!どういうことだ昌平君」

押し黙る昌平君。

政「黒羊がその攻略の楔になるのではなかったのか」

昌平君「黒羊がその役目を果たすのは間違いありません。

しかし今、李牧は趙西部の広範囲に突然、複数の城を築き始めました」

政「城を?」

昌平君「秦軍の侵攻に対し、
何もなかった所に守りの拠点を出現させ、
西部により複雑な防衛網を築こうとしているのです。

着工は前線に近い側から進められていますが、
後方もすでに基礎作りは始まっています。

つまり李牧は前線守備の戦いをしながら、後方に防衛緯線を作り続けていく戦略です。

急造した防衛線の一つ一つは決して強固なものではないと予測されますが、
それでも秦軍は次々と生まれる防衛線に対し武力突破を繰り返さねばならず、
西部攻略は長期戦に持ち込まれます。

政「長期戦・・・何年だ」

昌平君「十年!

政(十年・・・)「それではとても・・・」

昌平君「はい。十五年で六国を滅ぼすという期日にとても間に合いません。

恐らく李牧も統一戦争は短期間でなければ秦国の体力がもたないと気づき、
敢えて西部の戦いが長引くよう戦略を」

昌平君「相手はあの李牧、西の攻略は最短で十年。

そしてそこから邯鄲攻めには数年は必要になります」

昌平君「残念ですが、正攻法では十五年かけても趙国を滅ぼせるかどうかとなり、
六国制覇の夢は露と消えます」

※※※

昌平君の実質の敗北宣言とも取れる気がします。

やはり、
李牧と昌平君で見ると、
李牧の方が僅かにウワテということなのでしょうか?

そして、
この李牧の作戦に打ち勝つためには、
正攻法とは異なる手段を用いる必要があるということ。

その裏技みたいな行為にはどんな犠牲がついてくるのか!?

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奇策中の奇策


政「バカな。・・・!正攻法では?ならば正攻法ではない手があると!?」

黙る昌平君。

政「昌平君」

昌平君「ハ、多くの犠牲を伴う、奇策中の奇策が一つだけ」

政「犠牲を伴う奇策!?それでその中身は昌平君」

昌平君「はい、簡潔に説明しますので、よくお聞き下さい。

趙の王都邯鄲は・・・」

政「邯鄲!?」

昌平君「西は太行山脈という自然の盾に守られ、
南は趙第二の大都市鄴が黄河の岸を守るという鉄壁の囲いの中にあります」

政「もちろんよく知っている」

昌平君「李牧は今、この太行山脈より先にある趙西部の防衛に力を入れています。

理由は山脈が最後の砦で李牧はそこまで敵を近づけたくないからです。

しかし、力を入れているということは気を取られているという見方も出来ます。

よって我々は西部攻略を囮にして、南を駆け抜け、

一気に邯鄲の喉元鄴を攻め落とします!」

政「ぎ・・・鄴!?今、あの鄴を攻めると言ったのか?」

昌平君「鄴と邯鄲は目と鼻の先。手前の攻略を無視しての鄴攻めが童の夢想の如き絵であることは重々承知です。

しかし、これ程突飛な作戦でなくては、あの李牧を出し抜くことは出来ません」

政「しかし、そんなことが」

昌平君「大王様、鄴を落とすことが出来れば、そこから三年で王都邯鄲を落とし、趙を滅ぼすことが出来ます!」

政(三年で・・・)

昌平君「無論、お察しの通り趙の懐奥深くにある鄴をいきなり狙うのは戦略の定石から大きく逸脱し、
策としては下の下。

仮にうまく途中をすり抜け鄴まで進んだとしても、邯鄲周りにひしめく強力な王都守備軍の包囲攻撃を受けることは必至。

その中で鄴を攻め落とすことは正に至難の業です。

恐らく攻める側の我々は、これまでとは比にならぬ程の犠牲が予想され、もし敗れれば全滅をも視野に入れる覚悟が必要です。

しかしそれでも六国制覇のためには、
軍職の長として、この一戦に踏み出る必要があると考えます。

どうか大王様、
相応の覚悟と共に、鄴攻めの準備に入る下知を私にお下しください!」

黙る政。

語り「鉄壁の李牧の構えに対し、昌平君が出した奇策中の奇策!全滅のおそれもある作戦に政の心中は!?」

※※※

ヤバイ展開です!!

大戦というレベルのものではないですね。

多くの犠牲。

その中には当然、
信も河了貂も入っています

いや、
失敗すれば中華統一の夢を政の代で行うことは不可能でしょう。

そればかりか、
国は弱体化して逆に攻め込まれる危険性もはらんでいます。

その作戦が、
勝率の高いものですらない。

李牧の恐ろしさを感じながら、
自国の軍を信じることが出来るのか。

今、
政に突きつけられている現実は、
己が夢である中華統一を、
本当にすべての中華にとっての良案であると信じられるかどうかにかかっているとも言えますね!

次週の展開がめちゃくちゃ楽しみです!!

⇒【496話の確定情報はコチラをクリック

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