キングダムネタバレ 497話確定「ギョウ攻めで三人が将軍昇格！要となる総大将は！？」

キングダムネタバレ497話確定

蒙恬「えっ」

河了貂「ぎっ、ギョウ攻め！？」

信「ギョウって、どこだ！？」

蒙恬「言うと思った。ギョウはここだ」

信「上の邯鄲って確か」

蒙恬「趙の王都だよ」

信「近くないか？」

蒙恬「軍の足で２日かな？」

※※※

ついに始まる戦略の説明！

ムリ難題が降り積もるギョウ攻めの成功がこの三人にかかっているのは、
まず間違いありません。

さて、
それを理解した上で、
三人はどんな思いで戦場に立つのでしょうか！

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無謀に思える作戦

信「ギョウ攻め・・・はぁ！？」

蒙恬「だよね」

河了貂「一体どういうことなの蒙毅。いきなりギョウなんて寝ぼけててもそんなっ」

口元に指を立てて言葉を遮る。

蒙恬と王賁が真剣に地図を見ている。

蒙毅「どう思われますか？兄上」

蒙恬「・・・うん。正気の沙汰じゃないけど面白いね」

信「え！？それって、どういう」

蒙恬「はっきり言うが今、趙西部攻略の道は大分ふさがってきている」

信「何言ってんだ蒙恬。そっちは去年苦労して黒ひつじを取ったばっかじゃねぇか」

河了貂「そうだよ。すでに黒羊の西部攻略の大拠点に仕上がってきているじゃないか」

蒙恬「それ以上に李牧の守備作りが早くて強い」

信「えっ」

蒙恬「だが黒羊で俺がそこを心配しだした頃、
咸陽にいる先生はすでにその問題への打開策を練っていたというわけだ。参ったな。

ギョウ攻めの可否はともかく、西部攻略を囮にして一気にギョウを落として趙王都邯鄲に王手をかける策は、
恐らくあの李牧をも欺く恐るべき一手だ」

河了貂「でも・・・）

王賁「ともかくではない！ギョウ攻めの可否こそ何より重大な話であろうが」

信「王賁」

蒙恬「おや、王賁はやっぱり悲観的？」

※※※

作戦の面白さは感じながらも、
やはり危険すぎる作戦。

王賁は反対していますね。

信はイマイチ意味も分かっていない感じ。

河了貂はその危険度を理解しているのでしょう。

この攻めは失敗に終われば、
全滅するような作戦です。

上を目指す上で、
やはり無謀な作戦に手をかしている場合ではないというのが本当のところでしょう。

三隊が今こそ役立つ！

蒙毅「そこは戦略を練った我々を信じてもらわねばなりません」

王賁「ほう。ならば趙の目を西に引きつけ、ギョウまでうまく軍を進めたとして、そこで兵站を分断され、
退路も絶たれ、邯鄲・閼与・遼陽からの大群と鄴に挟み込まれる最悪の事態への対処までしっかりとネられた作戦があるというのだろうな」

蒙毅「そ、それは」

蒙恬「あんま弟をいじめないでくれる？王賁」

王賁「戦略に自信がないから俺と蒙恬がわざわざ呼び戻されたように感じるが？」

信「俺もだ」

昌平君「三人を召喚したのは作戦に自信がないからではなく、
戦略上お前達三隊の働きが重要になってくるためだ」

驚く三人。

昌平君「分かっている通り、ギョウは趙王都邯鄲守備網の中にある。

それがどう動いて侵入してきた軍を絡め取るのか、無論あらゆる仮想戦をやり、対策を練っている。

だが敵はあの李牧だ。

今見えている戦力以外の隠し手があると思って然るべきだろう。

つまり、想定していない事態が必ずふりかかかる。

故に、そこで重要になってくるのが、瞬間瞬間での的確な現場判断だ」

信「現場判断」

昌平君「そして、その能力を高く養うためにお前達三隊は小隊の頃から独立遊軍という特別な権限を与えられている」

※※※

そうだったの！？

確かに他の軍で独立遊軍とかいないですもんねｗ

聞いたのであるとすれば、
あの昔あったという特殊弓騎兵の部隊でしょうか？？

その子供が飛信隊にいるんですけどｗ

さて、
この作戦の要はやはりこの三人でした。

それこそ、
自由に動きながら現場での判断で全体を有利に進められるように戦えって言うことです。

それも、
援軍無し、補給なし、退路なしという無い無いづくしの中で。

将軍へと昇格する！

昌平君「ただし自由判断は全体の戦略の意図を理解した上で動かねば 逆に致命的失敗を犯すことになる」

蒙恬「だから俺たち三人に予め、その戦略図を頭に入れておけと」

昌文君「お前達三人はまだ五千人将だが、はっきり言って他の将軍以上の働きを期待している」

信「昌文君」

介億「期待ではない。絶対条件だ。もしその働きがなくば、確実にギョウ攻めは失敗に終わる」

驚愕する三人。

そこに政が現れる。

政「具体的戦略の話に入る前に、俺から一言付け足させてもらいたい」

信「あっ、政！」

敬礼する二人。

信「・・・あ」

政「跪かなくていい。立って顔を見て聞いて欲しい。

ギョウ攻めは・・・これまでにない重大な戦い。

かつ、過酷な戦いとなる。だがあえて、これは中華統一への難関の一つに過ぎぬと言いたい！

この先もさらに三人の力が必要となる！

よいか、必ずこの戦で大功をあげ三人そろって将軍へ昇格しろ！

間違っても、死ぬなよ」

王賁「ありがたく」

信「へっ、安心しろ政。この三人でぶちかましてきてやるぜ！」

政「ああ、頼んだぞ信」

王賁「触るな貴様」

信「いでぇ。王賁てめぇマジで」

※※※

将軍への昇格の約束です。

この戦いに勝利して、
その末でこの三人が生き残っていれば、
それはもはや大功といえるでしょう。

それは、
この三隊が要であり、
それがなければ成功すらしないとされている作戦。

失敗＝全滅という、
秦国がすべてを賭けた戦いの中心に添えられる三人です。

将軍まであと一歩！

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総大将は誰になる！？

河了貂「たしかにこの三隊はそこらの大隊より重要なのは分かる。

でも、やっぱり一番重要なのはギョウ攻めの全権を担う総大将だよ」

河了貂「こんな難しい戦いを一体どの将軍が大将を務めるんですか先生！」

昌平君「総大将は・・・」

※※※

さぁ！！

誰が総大将になるのか！！

今現在、
昔の六大将軍レベルとして名を連ねているのは、

蒙武
楊端和
王翦
騰
桓騎

この5人ですね。

さて、
一体誰がこの激ムズの戦略の全権を握るのでしょうか！！

⇒【498話「総大将は王翦将軍で決まり！？桓騎の下で大活躍の副将か！？」】

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