キングダム 511話ネタバレ確定 「走る王翦！連合軍に残された選択肢とは」 [キングダム 511～520話]
キングダムネタバレ511話確定
李牧のもとに伝令。
列尾の陥落が伝えられた。
公孫龍将軍が陽土に布陣したという連絡も同時に受ける。
※※※
李牧がようやく陥落の連絡を受けましたね。
しかし、
それなりに近づいていることが分かります。
李牧の策と王翦の策。
どちらが勝るのか。
あれを見に行く
指示通りだという李牧。
李牧「列尾には秘密があります」
しかし秦軍が秘密に気付くことも想定している李牧。
気付くことで秦軍が足止めされることもわかっている様子。
舜水樹「李牧様は今、王翦の立場にあったとしたらどうされますか？」
李牧「多少危険を冒してでもあれを見に行きます」
王翦は秦の命運を握る夜駆け。
※※※
あれとは一体？
李牧も王翦を見くびってはいない様子です。
夜中駆け抜ける必要がある急ぎの仕事。
そして、
それが成り立たなければ、
秦国の負けが確定するというものでしょう。
混乱の列尾
総大将がいなくなり混乱している城内。
亜光からの言伝は「全軍列尾に三日待機」というもの。
河了貂は、
三日もここで費やせば李牧からの先行の意味がないという。
楊端和「本当にそれだけか？この列尾城について何か言ってなかったか？」
桓騎は別の場所で酒を飲んでいる。
桓騎兵「お頭、何か王翦本軍が騒いでますぜ。
王翦がいなくなったとかで」
理由がわからない側近たちだが、
桓騎は理解している様子。
桓騎「城がやべーからだろ」
※※※
現状で気づいているのは、
河了貂、桓騎、楊端和のみってことになりますね。
さすがというか。
元々この作戦の全容を知っていたメンバーです。
ということは、
王賁や蒙恬も気づいているでしょう。
作戦会議
王翦が姿を消して2日が経過して、
秦軍は足止めを食らっていた。
桓騎が部屋に入ると、
5人がすでに現れている。
桓騎「騙しやがったな、山の女」
楊端和「二人きりとは言わなかったぞ。
話があるのは本当だ。席について意見を聞かせてほしい、桓騎将軍」
揃っているのは、
作戦をしっている6人。
楊端和・桓騎・信・蒙恬・王賁・河了貂。
河了貂「では単刀直入に、この列尾城は意図的に弱く作られている」
信だけが驚く。
河了貂は伝えていなかった様子。
王賁「自分で攻めて気づかなかったのか？」
信は飛信隊と楊端和軍が強すぎたのだと主張する。
蒙恬もその点には同意するが、
城内での違和感を伝える。
そして、
意図的に守りづらく作られていることに気づいたという。
蒙恬「おそらく王翦将軍はイチ早くそのことに気づいて姿を消したんだと思う」
総大将が姿を消した理由までは分からないという蒙恬。
信は列尾を弱くする必要が分からないと言う。
王賁「奪い返しやすくするためだ」
※※※
李牧のやり方がすごすぎますね。
わざわざ弱くしてしまう。
奪い返してしまえばいいってことなのでしょうが、
それだとかえって二度手間になる気がして、
普通はやりません。
異質な守りの将と言えます。
絶たれる補給路
列尾が強固な城なら、
これを落とされてしまえば、
不落の城と化す。
しかし、
それをせずに弱くすれば、
太行山脈に伏せてある軍を南下させれば敵の出口を塞げるという王賁。
蒙恬「尋常な戦略じゃない。王都圏を狙う強行軍に対し、逆に誘い込んで殲滅を狙って待つ防衛策。
練れるのは間違いなく、ただ一人、李牧！」
この策略に手はないという王賁。
王賁「本命である鄴攻めは列尾を不落として補給線を確保し続ける事が絶対条件の作戦だった」
昌平君の作戦の根底が崩れたとする王賁。
※※※
兵站については、
蒙毅も話していました。
これが難点だとも。
か細い作戦の要が崩壊した今、
何を思って王翦は城の外を駆け抜けていったのでしょうか。
王賁は手がないとしていますが、
今のところ桓騎も楊端和も口を挟んでいません。
３つの選択枠
蒙恬が選択枠が３つあるという。
1つ目が、
兵力を増強して列尾を守るというもの。
しかし、
それでは鄴攻めが成り立たなくなる。
2つ目が、
列尾の弱点を直して攻城戦に耐えられるようにするというもの。
時間が足りないという王賁。
そして最後の３つ目。
蒙恬「全軍撤退だ」
信は反対するが、
河了貂は昌平君の策が無に帰したのならそれしかないと諦める。
王賁「勢いでどうにかなる戦ではない。
不用意にこのまま王都圏に侵入して行けば、
この二十万本当に絶滅するぞ」
※※※
無策とはこのことですね。
まさか、
蒙恬の口から全軍撤退が出るとは思いませんでした。
しかし、
それほどに補給路の確保は絶対だったのでしょう。
ただ、
王翦がいない中でどれだけ話しても埒が明きません。
桓騎と楊端和の作戦は？
第四の選択枠
笑っている桓騎に促す楊端和。
桓騎「若ぇなザコ共は」
信「何っ」
蒙恬「どういう意味でしょうか」
桓騎「フッ、なんでそこに第四の選択枠がねぇんだよ」
4つ目の選択枠。
桓騎「こっちからこの列尾を捨てて全軍で王都圏になだれ込み、
兵糧が尽きる前に鄴をぶん取っちまう手だ」
無謀過ぎると答える蒙恬。
桓騎「だからザコだと言ってんだ。
まぁだわかんねぇのか。
その手が取れるかどうか確かめる為に、
あいつは今走ってるんだろーが」
信「えっ！？」
疾走する王翦。
※※※
4つ目の選択。
それが、
このまま強攻。
しかし、
そのためには、
兵糧が持つかどうかの確認が必須ですね。
列尾を捨てるということは、
言わば退路を捨てるということです。
そうなれば、
進軍して途中でダメだったと引き返す道もないことを示しています。
勝利か全滅か。
王翦の判断は！？
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